歓迎会や忘年会、新年会など、節目節目で会社の飲み会ってあると思います。
もちろん全体じゃなくても部署ごとに頻繁に行くってことも十分ありますね。
そんな飲み会のときに、アルコールも入ったせいか口調がゆるみ上司や先輩など敬語を普段使っている相手にタメ口語をついつい使ってしまう人がいます。
今回は飲み会でついついタメ口・タメ語を使うのって大丈夫なのか解説します。
無礼講の飲み会でも上司や先輩にタメ口・タメ語は絶対NG!
お酒の席で「無礼講だ」なんてよく言われることですよね。
それに騙されて上司にタメ口なんて、絶対にNGです。
「お酒の席でのことですから」なんて言い訳が通用するわけがないのです。
どんなにお酒が入っても、先輩は上司にタメ口は社会人として非常識です。
うっかり、お酒に飲まれないよう気をつけることも社会人として大切です。
飲み会で上司や先輩にタメ口・タメ語をきいて怒られたときの対策
うっかり上司や先輩にタメ口をきいてしまい怒られてしまうケースも結構あるみたいです。
そんな飲み会でミスを犯してしまった場合の対策について解説します。
素直な気持ちが伝われば絶対に許してくれるので、なにより早く対処することが大切です。
次の出勤日の朝イチで謝り、反省している気持ちを伝える
もしも、お酒に飲まれてしまって上司にタメ口をきくなんて失態をしてしまったときは、まずは謝罪です。
なるべく早く、出勤して朝一番に、素直に心を込めて謝罪をしましょう。
反省している姿をみせれば、相手の態度も穏やかになってきます。
謝罪をして自分の反省すべきところを伝えれば、上司からよいアドバイスを引き出すこともできるかもしれません。
社会人として、失敗をしたら素直に謝罪するということは、みなさんが思うよりも大切なことです。
仕事で成果を出す
飲み会でうっかりミスを犯してしまったなら、行動で挽回することも必要です。
謝罪をするのは、社会人として当たり前ことです。
1度失ってしまった信頼を取り戻すのは、謝罪だけでは足りません。
そこから更にプラスして、行動で示しましょう。
人一倍意欲的に働くことが、失敗を挽回する一番早い行動です。
上司や周りの信頼を取り戻すためにも、率先して働く態度を示しましょう。
飲み会中に後輩にタメ口・タメ語をきかれたときの対策!
もし、飲み会の席で後輩にタメ口をきかれてしまったときは、その場ではっきり注意してあげることが大切です。
「無礼講だから」「お酒の席だから」などと、そのままスルーしてしまってはダメです。
お酒の席で後輩のタメ口をいさめたりしたら、先輩として心が狭い感じがすると思うかもしれませんが、それは間違いです。
今後、社会人として後輩が恥をかくことがないよう指導するのは先輩の役目です。
後輩が何か失敗を犯してしまったら、指導している側にも飛び火してくるものです。
きちんと、社会人のマナーを後輩に教えてあげることも必要と覚えておいてください。
新入社員ほど知っておきたい!会社の飲み会のマナーって?
お客様相手じゃないからと会社の飲み会でのマナーを甘く見ていると上司や先輩に叱られてしまう可能性があります。
どこで誰が見ているか分からないので、きちんとマナーは守るようにしましょう。
マナー1:上司や先輩は上座が基本
社会人として知っていなければ何かと恥をかく、お酒の席でも大切な「席次」のマナー。
「上座」「下座」のマナーです。
「上座」は席の中でも一番、位の高い席とされており、基本的には入口から一番遠い席のことです。
部屋の中で一番奥の席と覚えていれば間違えることはないでしょう。
目上の人やお客様が座る席になります。
上司や先輩、お客様などには、必ず「奧へどうぞ」と声をかけ案内するようにしましょう。
「下座」は「上座」の逆で、入口に近い席のことをいいます。
注文を取りに来た店員さんの対応や料理が届いたりと忙しい席ですが、率先して座ってみましょう。
マナー2:率先して上司や先輩の飲み物を注文、お酒を注ぐ
お酒の席で、上司や先輩のグラスはきちんとチェックするのも社会人のマナーです。
もしグラスが空いたままの状態であれば、「次は、何にされますか?」などと一声かけるのがいいでしょう。
お酒を飲むペースは人それぞれ違うものです。
押しつけがましい感じにならないよう、さりげなく聞いてみるのことが大切です。
また、ビールなどのお酒を注ぐ時、忘れてはならないことがあります。
ビールならラベルは上、両手を添える、残り少ないビール瓶からは注がないことが挙げあれます。
基本、両手を添えて、丁寧に注げば、どんなお酒でも大丈夫です。
ただ、緊張しすぎてこぼしたりするハプニングには気をつけてください。
両手さえ添えていれば、ある程度のことは防げます。
マナー3:上司の話を聞かないでスマホをいじる
お酒の席で、実は今とても問題になっているNG行動があります。
それは、お酒の席で自分のスマホばかりをつつくことです。
SNSやソーシャルゲームに依存的になっていたり、無意識にスマホを触ってしまうこともあるでしょう。
絶対にスマホを触るなということではなく、ずーっとつつくことが問題なのです。
話もせずに、スマホばかり触っていると、上司や先輩に人の話を聞かない奴という印象を与えてしまいます。
無意識にスマホを触る癖があるのなら、なるべく鞄の中にしまっておくなどしておくと安心です。
マナー4:プライベートのことを聞きすぎる
お酒の席では気が緩み、仕事以外の話をすることもあるでしょう。
そんな時に注意したいのが、プライベートな話は控えることです。
職場だけの付き合いではなく、仲が良い相手なら大丈夫ですが、それ以外の人にプライベートな話を振るのはNGです。
プライベートな話をきかれるのが苦痛な人は多数います。
お酒の勢いで、ついうっかり踏み込んだ話を聞いてしまわないよう、注意が必要です。
マナー5:会社や社員の悪口を言う
年末が近づくと忘年会など職場でのお酒の席が多くなってきます。
お酒もはいり上司や先輩との心理的な距離も近づくきますが、話題として職場や同僚の悪口なんてもってのほかです。
他の誰かが口火を切って言い始めても、それに乗って一緒に悪口を言うなんて最悪です。
悪口はなぜだか本人の耳に届いてしまうものです。
自分の評価を下げることのないよう、人の悪口には注意しましょう。
マナー6:挨拶せずに勝手に帰る
職場での飲み会に慣れていないと、お開きの合図がわからに事があるかもしれません。
乾杯や、上司の締めの言葉、一本締めなどで終わることもあるようです。
会計が終わったからといって、さっさと帰るなんてマナー違反はしていませんか。
社会人として、絶対に守らなければならない飲み会での最後のマナーがあります。
必ず、お店や飲み会の会場を出た後に、上司・先輩または、その席の幹事さんにも挨拶をしましょう。
「今日は、ありがとうございました」これだけで、大丈夫です。
忘れずに挨拶をしてから帰るだけで、社会人として、あなたの評価が変わってきます。
酔ってタメ口をきかないためにも飲みすぎないことが大切!
お酒が飲める人にとってお酒の席は楽しいものです。
ただ、飲み過ぎてお酒に吞まれるなんて失態を犯してはダメです。
「酒は吞んでも吞まれるな」昔からよく言われていることですが、お酒が好きだとなかなか難しいところですよね。
体調によっても、その日の酒量は決まってきます。
自分がどのくらい飲んだらどんな状態になるのか、予め知っておくのも大切です。
お酒に吞まれて泥酔した姿を見た人は、あなたを自制がきかない・だらしない人と思うでしょう。
社会人としてそれは大打撃です。
体調がすぐれない時や、これ以上飲むとやばいと思った時は、ソフトドリンクに早めに変えるなど自衛策が大切です。
結局はその会社のルールや雰囲気に合わせることが一番大切!
お酒の席でのマナーについて、少し口うるさいことを言いましたが、厳密に言えばケースバイケースでもあります。
上下関係なく普段から接しているような職場であれば、お酒の席でのタメ口もOKな時が大いにあります。
普段からタメ口なのに、お酒の席だけあらたまるなんて、おかしいですよね。
マナーを守ることは大切ですが、マナーに厳しい職場ばかりではありません。
まずは職場での皆の言葉遣い、上司や先輩の様子をよく観察しておくことです。
そうすることで、飲み会でどのように振る舞うことがベストであるか、自ずとわかってきます。
職場の雰囲気に合わせた行動を忘れずに、お酒の席を楽しむことも大切です。