初対面の時は丁寧な言葉使いだったけど、突然タメ口になるケースって多いです。
相手に対して対等や立場が下であることを表す「タメ口」ですが使う人によって心理が異なります。
それぞれどんな気持ちでタメ口を使っているのか、また自分が嫌に感じる時の対処方法もお伝えします。
因みにタメ口に関してはこちらの記事で詳しくまとめておりますので気になる人はチェックしてくださいね。
【3分理解】タメ口の使い方例や由来、ビジネスでの言い換え言葉を紹介‼︎結局誰に使っていいの?男女別タメ口・タメ語になる人の心理
ざっくりとになりますが、男女別の傾向としてのタメ口・タメ語を使う心理を紹介します。
こちらを参考に相手が心ではどう思っているのか考えてみましょう。
男性がタメ口・タメ語になるケースの心理
男性の場合、色々な心理が混ざっているので今の状況別にどれが当てはまるか考えてみてください。
- もっと親しくなりたい(恋愛感情含む)
- 相手を対等、格下とみている
- どうでも良い(他の人もタメ口・タメ語なら)
仲良くなり距離が縮まった、もしくはこれから仲良くしていきたい気持ちからタメ口・タメ語になるケースもあります。
ただ、学校やビジネスシーンなど同級生や同僚など対等な立場、後輩や部下など自分よりも格下の相手などに使うケースもかなり多いので、これだけで細かな心理状態を探るのは難しいでしょう。
普段の行動や態度を見ながら判断するとどんな気持ちからタメ口・タメ語を使っているか気付けるかもしれませんね。
女性がタメ口・タメ語になるケースの心理
女性の場合も基本的に男性と同じ部分が多いです。
- 相手に対して心を開いている、安心している
- 親しくなりたいと思っている
- 相手を対等、格下とみている
- 特に何も考えていない(他の人もタメ口・タメ語なら)
女性がタメ口・タメ語になった場合、親しくなりたい、安心しているとの気持ちが強い可能性があります。
こちらも男性と同じで何も考えていない可能性もあるので周囲の人への接し方を見て判断する必要がありますね。
状況別タメ口・タメ語になる人の心理
ここからは状況別のタメ口・タメ語になるケースも見ていきます。
男性・女性と性別だけではなくその人の置かれている状況によって心理は大きく異なりますので是非こちらも参考にしてください。
部下や後輩がうっかり上司や先輩にタメ口・タメ語になる人の心理
自分が最年少であったり、新入社員の時などは気にならなかったですが、いざ先輩や上司になると後輩や部下の言葉遣いって気になりますよね。
また、ごく稀にうっかりタメ口・タメ語をきかれてしまうケースもあると思います。
そんなケースですがこちらのような心理があると思われます。
- 仲が良すぎて、友達のように感じている
- もっと仲良くなりたいと感じている
- 自分の方が格上で内心は下に見ている
仲が良すぎるために節度を超えてうっかりタメ口・タメ語になってしまったと言うこともあるでしょう。
【恋愛対象?】年下男性・女性がタメ口・タメ語になる人の心理
こちらのケースですが恋愛対象に感じているケースも十分に考えられますが、逆のパターンもあります。
心理としてはこちらが考えられます。
- もっと仲良くなりたくて距離を詰めようとしている
- 相手に頼ってもらいたい
- 舐めており、下に見ている
好意的なパターンと舐めているパターンが考えられますが、極端なので普段の行動を見れば判断しやすいでしょう。
例えば、普段から優しくて話しかけてきたり、気に掛ける様子があれば好意的に感じている可能性は高いです。
【体験済み】年下男性がタメ口を使うのは脈なしじゃない‼︎心理と今すぐ確認すべきサインを紹介敬語とタメ口・タメ語が混ざってしまう男性・女性の心理
こちらは相手に気に入られたい場合によく見られます。
心理としてはこちらが考えられます。
- 新しい環境に慣れていなくて緊張している
- もっと距離を縮めたいため、タメ口で話たいが緊張して中途半端になっている
- 相手は異性で普段は敬語で2人だけの時にタメ口なら好意的な感情を持っている
敬語かタメ口・タメ語が一貫してない状態は緊張しているケースが多いです。
ただ単に新しい環境でわからないことが多くて緊張しているのか、相手に対して好意的な感情を持っていて緊張しているのかは状況によって判断して下さい。
また、モテテクニックで普段は敬語、2人の時だけタメ口・タメ語を使い距離を縮めるって方法もあります。
職場でタメ口・タメ語になる人の心理
新人に見られるケースで、上司や先輩社員など他の人にもタメ口・タメ語を使用してしまう人がいます。
心理としてはこちらが挙げられます。
- 自分のスキルに過信しており、上司や先輩よりも偉いと勘違いしている
- 社会人マナーの勉強不足で受け答えがわかっていない
- 自己中心的でマイペース
環境に慣れておらず、周囲が見えていないためにタメ口・タメ語を使っている場合が多いです。
こういった方も自分に部下や後輩ができることで自分のマナーを直すきっかけになってくるでしょう。
初対面など親しくないのにタメ口・タメ語になる人の心理
初めて会った人にタメ口・タメ語を使ってくる人も意外と多いですよね。
そんな人ですがこんな心理からタメ口・タメ語を使用しています。
- 仲良くなりたい
- 社会人マナーの勉強不足
- 対等、格下だと見下している
こういった人ですがチャラチャラしていたり、プライドが高い傾向があります。
弱い自分を隠すために、強気でタメ口・タメ語を使用して相手の反応を見て楽しんでいることもあります。
傾向としてあまり教養のある人間ではないので、深く関わるのはなるべく控えた方がいいでしょう。
タメ口きかれたらタメ口で返すってどうなの?気をつけるべきケースを紹介‼︎タメ口・タメ語でいいよと言ってくる人の心理
ある程度、仲良くなると先輩や年上の方でも「タメ口・タメ語でいいよ‼︎」と言ってくるケースがあります。
こちらの場合の心理としてこちらが考えられます。
- もっと仲良くなって深い話がしたい
- 好意的な気持ちを持っている
- 相手の緊張感を解きたい
この発言をする限り、好意的な気持ちを持っていることには間違い無いです。
同性であればもっと仲良くなって深い関係になりたいと考えるケースが多く、異性であれば恋愛感情が根本にあってこういった発言をしている可能性もあります。
ただ、この発言だけではどうしても分かりにくいので、周囲の人と比べて自分だけに特別扱いしているなど客観的に判断することをおすすめします。
タメ口・タメ語を嫌いと言ってくる人の心理
逆にこちらがタメ口・タメ語を使った場合に嫌悪感を全面に出してくるケースも少なくないでしょう。
こういった方の心理としてはこちらが挙げられます。
- これまで社会人マナーに気をつけてきており馴れ馴れしい人を不快に感じている
- 舐められているようでイライラしている
- 相手と深い仲になりたくない、仲良くしたくない
馴れ馴れしいと不快に感じている、マナーがなっていない人と感じている可能性が高いでしょう。
継続してタメ口・タメ語で話してしまうとトラブルに発展してしまうので気をつけるようにしましょう。
こういった人と仲良くしたい場合は、敬語で話すようにしてある程度、仲が深まった段階でタメ口・タメ語で話していいか確認するようにして下さい。
タメ口・タメ語を使う店員のケースの心理
コンビニやレストランなど接客業の方でタメ口・タメ語を使う人もいますね。
フレンドリーに色々と話したいのかもしれませんが、やはり印象は良くないですよね。
- お客さんとの距離を縮めて仲良くなりたい。
- 社会人マナーが身についていない。
- 相手を格下に見ている。
関係性によっては注意しても良いと思いますが、割り切って他のお店を利用するのも一つの手です。
その人だけではなく、そのお店の印象も悪くなるのでタメ口・タメ語は控えるのが無難ですね。
タメ口で接客している店員は許せない?使う人の心理やタメ語をきいて良い人とを紹介‼︎タメ口・タメ語で話してくる医者の心理
お医者さんがフレンドリーに「タメ口・タメ語で話していいよ」言ってくるケースも多く存在するようです。
私自身は経験はないのですが、かなり患者目線になって友達のようにフレンドリー話しかけてくるお医者さんは何人も見てきました。
そんなお医者さんですがこちらのような心理から話していると言えるでしょう。
- 緊張をほぐして、治療に専念したい
- 地位、財力を持ったことで傲慢になっている
極端に分かれてしまいますが、優しそうな先生であれば前者、クチコミの悪い先生であれば後者の可能性が高いです。
基本的に患者目線なって考えてくれる先生が多いので、緊張をほぐしたい心理が強そうです。
タメ口・タメ語を使う美容師のケースの心理
たまに新しい美容院にいくとタメ口・タメ語を使う美容師と出くわすことがあります。
なぜそんなに馴れ馴れしいのか疑問ですがこんな心理があるようです。
- お客さんと仲良くなりたい
- 同じくらいの年代で嬉しい
- ただ単に敬語を使うことができない
お客さんと仲良くなってリピートを取りたい気持ちもあると思いますが、節度を持って接客してもらいたいですよね。
詳しくはこちらの記事でも解説しています。
美容師のタメ口・タメ語が嫌‼︎不快にさせず敬語にしてもらう方法も紹介【タメ口・タメ語の対処方法】相手を不快にせずタメ口を止めさせる方法
ここまで性別や状況別にタメ口・タメ語を使う心理を話してきましたが、自分が相手からタメ口・タメ語をきかれて「嫌だな」と感じるケースも少なくないはずです。
経験したことがある人はおそらく、
- 舐めれれているような感じがして嫌
- 仲良くなりたくないのに距離を詰められているような感じがして嫌
こちらのようなことを感じたのではないでしょうか。
ここからはそんなタメ口・タメ語を使われた場合に、なるべく相手を不快にさせないで止めさせる方法について紹介していきます。
具体的にはこちらが挙げられます。
- 「あまりタメ口・タメ語を使われるのが好きじゃない」と伝える
- 自分から距離を置き、関わらないようにする
- 上司や先輩などに相談する
タメ口・タメ語が嫌な場合の対策①:「あまりタメ口・タメ語を使われるのが好きじゃない」と伝える
直接伝えられる関係性であれば、勇気を出して言った方が後々が楽になります。
「タメ口・タメ語が嫌だから止めて」と言うよりも「あまり好きじゃない」とオブラートに包んで言ってあげるとより優しいでしょう。
よっぽど鈍感じゃない人であれば絶対にその発言を気にタメ口・タメ語を止めてくるはずです。
タメ口・タメ語が嫌な場合の対策②:自分から距離を置き、関わらないようにする
直接、「止めて欲しいと」気持ちを伝えられればいいですが、相手が高圧的で言いにくいケースもあるでしょう。
その場合、特に相手と距離を置けるようであればそのまま関わらないようにすることをお勧めします。
止めてほしいとの発言によって更にエスカレートしてしまう可能性もあるからです。
また、期間を決めて我慢するのも1つの方法ですがあまり我慢しすぎないようにしましょう。
タメ口・タメ語が嫌な場合の対策③:上司や先輩などに相談する
どうしようもない場合は、上司や先輩など自分の意見をしっかりと聞き入れてくれる人に相談しましょう。
きっと状況も把握した上で一番良い対処方法をとってくれるはずです。
自分から止めてほしいと伝えるのと、もっと上の立場の人から止めるようにと言われるのでは本人も受け止め方が違うでしょう。
よっぽどでない限り、あなたがタメ口・タメ語をきかれることはなくなるはずです。
それでもどうにもならなく、悩むようであれば環境を変える方向で行動してみて下さい。