タメ口・タメ語ですが若い世代などには伝わりますが、両親や祖父母などに年上の人に「タメ口・タメ語」が伝わらないケースもあると思います。
正式な言い方があるのか、また他の言葉があるのか知りたい方はこの記事が参考になると思います。
タメ口・タメ語が正式名称‼︎「タメ」って何?
タイトルのままですが結論として「タメ口・タメ語」が正式な言い方です。
「タメ口・タメ語」は敬語の対になる言葉遣い、話し方のことですが、何かを略した言葉ではありません。
「タメ」ですが対等や同じを意味していているので、「タメ口・タメ語」が伝わらない相手には、
- 友達言葉
- 友達口調
- 敬語じゃない話し方
などの言い方の方が伝わりやすいかと思います。
「タメ口・タメ語」の意味や使い方はこちらの記事にまとめていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
【3分理解】タメ口の使い方例や由来、ビジネスでの言い換え言葉を紹介‼︎結局誰に使っていいの?タメ口・タメ語が生まれた歴史って?誰が作った言葉なの?
そんな「タメ」ですが元々はチンチロリンなどサイコロ賭博の「同じ目(ゾロ目)」が派生して同目(ドウメ)→等目(トウメ)→タメのようになったと言われております。
昭和時代に不良の間でスラング(俗語)して使われるようになり、「タメ」、「タメ口」などと徐々に私たち一般人にも浸透していきました。
江戸時代から?1960年代に不良の間で生まれた言葉‼︎
終戦後、不良や悪い奴がかっこいいと言った風潮が生まれ始めました。
その流れで「番長」や「ツッパリ」、「スケバン」、「ヤンキー」などが生まれたとも言えますね。
そんな不良が流行り出した1960年代に隠語として同学年や同級生を意味している「五分五分」と言う言葉が使われるようになり、それが由来して「タメ」になったとも言われております。
不良同士でサイコロ賭博をしていた流れから「タメ」が定着していったとも考えられますね。
因みに江戸時代には庶民同士で末尾に「だ」を付けた今の「タメ口・タメ語」に近い言葉でコミュニケーションをとっていたようです。
昭和後期の1980年代には復旧していた‼︎
不良の間ではタメ口は流行っていましたが、一般的に認識されるようになるまでには10〜20年ほど時間がかかり、若者が普通に使いだしたのは1980年代とされています。
現代では「タメ口・タメ語」は10〜60代の人の多くが知っている言葉とされていますが「若者言葉」との印象が強く、年配層は特に使用しない傾向にあります。