職場の後輩や部下がタメ口をきいてきたらビックリしますし、ショックを受ける方も多いと思います。
仕事中もそのタメ口をきいてきたことばかりが気になってしまい集中できないってこともあると思います。
すぐにでも後輩や部下のタメ口をやめさせたいけど、どうしたいいのかわからない人向けに対策法や使ってくる心理などをまとめたのでぜひ最後まで見ていってください。
後輩・部下のタメ口をやめさせる方法とは
普関わる後輩や部下だけにタメ口を早くやめさせたいですよね。
自分は上司や先輩にタメ口なんてきいたことないし、気を使って接していたのに最近の子は感覚が違うのかな?って考えてしまうのも普通です。
ただ、業務を円滑に進めるためにも後輩や部下のタメ口をやめさせることは大切なことです。
ここからは具体的にどんな手段でタメ口を辞めさせるべきか紹介していきます。
方法1:今後、その後輩が恥をかかないためにも注意する
職場でタメ口を平気できく後輩には、社会人の先輩としてきちんと注意をしてあげることが必要です。
直接、面と向かって注意をするなんて少し躊躇してしまうかも知れませんが、タメ口のままで恥をかくのは後輩です。
「もう社会人なんだから、きちんとした言葉を使わないと恥をかくぞ」とはっきり、わかりやすく注意してあげましょう。
先輩として側にいるからこそ、注意をして間違いを正してあげることが大切です。
方法2:社会人マナーや仕事での常識を教える
プライベートでも親しい職場の後輩が、職場でもタメ口を止めない時は、仕事とプライベートと分けるように促すのが大切です。
先輩にタメ口をきいている後輩という図は、本人たちはそれでよくても他人からは非常識にみえるものです。
上司やお客様が偶然タメ口を耳にして、社会人としてマナーができていないなどと思われては大変です。
職場は職場、プラーベートとは違うと後輩に話し、メリハリをつけるよう促しましょう。
方法3:注意してもダメなら上に伝える
あなたが後輩のためを思って何度注意をしても、まったく効果が無い場合は、もっと上に相談しましょう。
「後輩のタメ口がなおらない」なんて相談しても、なかなか上は動きません。
しっかり状態を伝えることが大切です。
後輩がタメ口を止めないせいで、お客様からの苦情など業務に支障がでていると具体的に伝えるのがいいでしょう。
上はその報告をもとに、きちんと対応してくれるはずです。
自分1人で解決できないことは、上の力を借りることで解決できます。
後輩・部下とのトラブルが嫌なら気にしないのも1つの手
タメ口を改めない後輩・部下に注意してその後トラブルに発展するのでは、なんて心配なら受け流すことをおすすめします。
特に周囲に問題もなく、自分も気にならないなら放置でも大丈夫です。
注意をしたり叱ったりして、関係がぎくしゃくしてしまうと業務に支障がでてくるかもしれません。
また、タメ口に抵抗があるのであれば、相手から距離をおきましょう。
距離をおくことで、耳に入らなくなり余計なストレスが軽減されます。
【ケース別】後輩・部下がタメ口を使う心理を解説
後輩や部下がタメ口をきいてきたからといって一概に「OOOな気持ちから話している!」と判断することは難しいです。
ここからは、
- 男女共通していえる心理
- 異性相手の場合の心理
- 男性同士の場合の心理
- 女性同士の場合の心理
こちらについてそれぞれ解説していきますので、自分の状況と照らし合わせてみると、タメ口を使ってきた相手の考えがより理解できるはずです。
男女共通したタメ口を使う心理
まず男女共通して言える後輩や部下がタメ口を使う心理について解説します。
タメ口を使ってきた相手のことを考えてどの心理が当てはまりそうか考えてみてください。
上司・先輩を見下している
尊敬出来ていない相手に対して、タメ口で接してくる場合があります。
これは、上司・先輩を舐めているから相手に対して、タメ口をきくパターンです。
心を開いて好意的に接してくれているのではなく、見下している可能性も多いにあります。
余程、仲良くなったり、頻繁に接する機会がない場合は気をつけてみましょう。
タメ口の裏に隠されている真実に気づくことになるかもしれません。
常識やマナーが不足している
年上や目上の人には敬語で接するという、常識が備わっていない人も多いにいます。
先輩・後輩という関係や、年上の人と接する機会が少なかった人などは、敬語で接するという習慣が身についていないのです。
このタイプのタメ口は、相手と仲良くなりたいなどという心理は全くありません。
誰に対してもタメ口で話しているでしょう。
きちんと注意をし、社会の常識を教えてあげることで、すぐにタメ口を直してくれるはずです。

【後輩・部下が異性のケース】もっと仲良くなりたいと思っている
異性の後輩からタメ口をきかれた時、それはあなたともっと仲良くなりたいという合図です。
タメ口は、相手との距離を縮める心理的効果があります。
いつも敬語で話しをしている後輩が、突然会話の途中にタメ口を挟んで来るときがあります。
ずっとタメ口の後輩は論外ですが、この場合は意識的であれ無意識であれ「仲良くなりたい」という後輩の気持ちです。
先輩として注意するのではなく、その気持ちを察してあげてください。

【男性同士のケース】自分の方が仕事ができると考えている可能性も
社内でのマウントをとるために 先輩にタメ口で話す後輩もいます。
これは、後輩があなたよりも自分が仕事ができると考えている可能性が多いにあります。
このタイプは、上司や役職の高い人には、きちんとした敬語で話、あなたや同僚にはタメ口で接してくることが多いでしょう。
仕事ができ、若くプライドの高い男性にありがちの行動です。
相手を見下して、上の立場に立とうとする心理が働いている状態だと理解しておきましょう。
【女性同士のケース】心を開いているいる証拠
女性同士の先輩・後輩関係で、タメ口が会話の中に混ざり始めたら、それは相手の心が開き始めている合図です。
女性同士の人間関係は、男性とは全く違うものです。
男性以上に気を遣って、相手に接していることが多いものです。
お互いの信頼関係を築き始めてるからこそのタメ口だと考えることができます。
そんなときはこちらから「タメ口でも大丈夫だよ」と優しく伝えてあげましょう。
互いにタメ口を使うことによって、より仲良くなれることでしょう。
逆に後輩からのタメ口が嬉しい!これは脈あり?
普段はきちんと敬語で接してくる後輩が、急にタメ口で接してきたとき、それはこちらに近づきたい、もっと仲良くなりたいという合図です。
タメ口は親しさを表し、相手との心理的な距離を縮める効果があります。
好意を持っている相手からの仕事中、無意識にでるタメ口にはちょっとドキッとしてしまいますよね。
見極めは、普段はきちんとした敬語で接しているのに、2人になるとタメ口になるなどの行動です。
ただ、勘違いの時もあるので、それには気をつけてくださいね。
